大阪文化館の常務副館長、西日本華僑華人社団連合会事務局長の斉振宇氏
尊敬なるご来賓の皆様、友人の皆様、こんにちは!
大阪文化館の常務副館長、西日本華僑華人社団連合会事務局長の斉振宇と申します。よろしくお願いいたします。
大阪文化館、北京民族文化遺産保護基金会が主催、北京中華民族博物館が担当、一般社団法人西日本華僑華人社団連合会、在日華人旅行業協会が協力、中国駐大阪観光代表所が後援による「中国・華やかな民族 優秀撮影作品芸術展」は、本日、日本の水の都、大阪で開幕する運びになりました。 大阪文化館を代表して、ご来賓の皆様、友人の皆様に心より歓迎いたします。 そして、この写真展を支えてくださった関連機構や友人の皆様に心より感謝の意を申し上げます。
習近平国家主席は2017年のダボス会議で「扉が開いていれば、世界は中国に参入でき、中国は世界に行くことができる」とおっしゃいました。開放と交流は国さらに世界の発展の原動力です。 写真撮影は、国際的なマスメディアとして、直観的かつ迅速な文化伝達手段として、言語、人種、民族を超え、国や人々の間の経済、文化交流において重要な役割を果たしています。
大阪文化館がこの写真展の主催者になれることを光栄に思います。大阪文化館は旧サントリーミュージアムとして知られて、有名な建築家、安藤忠雄先生によって設計された、大阪を代表する建物の 1 つです。 所在地の大阪港は古くから中国との関わりが深く、遣隋使や遣唐使も大阪港から出発しました。 1,200年以上前、弘法大師(こうぼうだいし) 空海(くうかい)も遣唐使に同行し、真言宗(しんごんしゅう)を日本に伝えました。
大阪港は、中国の文化や技術が日本に導入され、日中両国の歴史的な友好交流を見届けてきた港と言えます。 近い将来、大阪港はさらに2025年大阪万博、2030年IRの開業を迎えようとしています。 本日、大阪文化館において、当写真展の開催はまさに古今融合といえます。展示作品には、中国の特色ある祭り、文化遺産、舞踊衣装、風習など文化場面や各民族地域の美しい風景などが含まれてます。 写真家のレンズを通して中国各民族の生活瞬間、中国の雄大な山や川、美しい自然風景、そして中国多民族の豊かで多彩な文化が映し出されています。
この写真展を通じて、中国へ行ったことがある日本人の友人たちに中国の美しい風景や中国の独特の魅力を改めて感じて頂きたい、さらに中国へ行ったことのない日本の友人たちに中国をもっと身近に、中国の民族文化を理解して頂ければと思います。
最後になりますが、今回の写真展を通じて、参観者の皆様が目から心まで、心を一つになりますように、 そして、日中友好、世界平和を、お祈りして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。