薛剑総領事、神戸华僑会館の竣工を祝う

尊敬する陳昆儀会長、ご臨席の皆様
 こんばんは。
 本日は神戸華僑会館落成祝賀会にお招きいただき、そして3週間ぶりに、また神戸華僑華人及び各界の友人の皆様とお会いできて、誠に嬉しく思います。先ず、中国駐大阪総領事館を代表し、神戸華僑会館の落成に、心よりお慶びとお祝い申し上げます。会館建設に多大な努力を払われた各界の皆様に深く敬意と感謝を申し上げます。
 百年余り以来、一世代また一世代の愛国華僑華人が自らの勤勉さと知恵をもって、祖国と当地の発展に積極的に貢献し、中日友好交流の特別で重要な架け橋となっています。先日の国慶祝賀会でも申し上げたように、神戸華僑華人の多くの感動的なエピソードがいつも私を動かし、励ましてくれています。
 それに加えて、今年国慶節、10月1日という大変記念すべき日に完成した神戸華僑会館を見て、私は再度に深く感動しました。コロナ禍の3年間、多くの華僑華人はその影響を受け、容易な生活を送っていませんでしたが、皆が心を一つにし、力を合わせ、阪神大震災被災後になかなか修理できなかった華僑会館を全面的に改修し、新しい会館を一丸となって建設しました。会館があれば、華僑華人の家があります。これは、社会各界の強力なサポートと愛国華僑華人の共同努力の結果であり、神戸華僑華人にとって歴史的な意義を持つ一里塚であり、また、愛国・愛郷・団結等の優れた伝統を子々孫々まで受け継がれていくための重要な事業でもあります。私は先ほど新しい会館の外観を見ましたが、非常に洗練されており、現代的で、新時代の華僑華人団体の姿を示しています。華僑華人と日本の友人たちが新しい会館で豊かな交流活動を展開し、会館が神戸の新たなランドマークになるだけでなく、中日平和と友好のプラットフォームで象徴となることを期待しています。 
 最後に、神戸華僑総会の今後益々のご発展、そしてご在籍の皆様のご健勝をお祈りします。本日は誠におめでとうございます!どうも有難うございました!