2024 年 9 月 23 日、11:00~12:00 岡山国際交流センター6 階において、岡山県華僑華人総会が主催し、華僑華人をはじめ留学生、友好団体、友好人士に呼びかけ、9 月 18 日に発生した、祖国広東省深圳市にある日本人学校に登校中、10 歳の日本人男児が腹部を刺され殺害された事件に心を痛めると共に、ご家族への哀悼の意を表す事、犯人に対するその卑劣な行為を糾弾する集会を 30 名の参加者と共に厳かに開催した。
胡 森雄・華僑総会副会長の司会で全員黙祷を行い、主催者代表・劉 勝徳会長が事件の経緯を説明した。参加者一人一人が発言し、在日朝鮮の友人からは、ヘイトスピーチに繋がる事を懸念していた。元参議院議員の友人からは、この事案に対する憤りを表明すると共に、政治家として二度とあってはならないことを発言した。現職の岡山県議会議員は、一輪の花を持参し、自分も同年齢の子供を持つ親として、このような事件があってはならないと憤慨していた。
備前市議会議員は、華僑華人総会がこの集いを速やかに行ったことを高く評価し、公明党としても長い間の友好を堅持するためにもこのようなことがあってはならないと発言した。岡山大学中国人留学生は、祖国で起こった事ではあるが、つい最近祖国政府の主催による「第 7 回西日本地区日中友好交流大会」が岡山で開催され、550 名の中日の関係者が新たな認識のもとスタートする事を約束したばかりなのに、と憤っていた。
華僑華人総会の前理事長は、医師の観点から、犯人は母親と登校中の子供に刃を向けたことに対し、精神病の疑いがあるのではという見方をされていた。神戸の華僑の友人からは、集会に対し『華僑総会が開催したことを高く評価すると共に原因が何であれ、卑劣な行為を糾弾すると共にご家族への心からの哀悼の意を表します。歴史の 9.18 事件を作り出した当時の軍国主義指導部と、広範な日本人民とを区別しなければならない。日本人民に罪はありません。日本人民と団結して未来の平和な環境を作るために努力しましょう』とのメッセージが届いた。それぞれの各界の想いを語り合い、この不幸な出来事が二度と起こらないことを願い、散会した。