日本利昌グループ平良尚子会長一行、五糧液を視察グリーン開発の新たな機会について意見交換


2025年10月30日、日本利昌グループの平良尚子会長一行は、中国四川省宜賓市を訪れ、宜賓五糧液股份有限公司を視察・交流しました。


平良会長一行は、五糧液酒文化博物館、523工場現場、ブレンドセンターおよび研究開発センターを順に見学し、五糧液の歴史的伝承、生産技術、科学技術による革新などの説明を受けました。


酒文化博物館では、平良会長は各年代の五糧液展示品の前で足を止め、その深い文化的背景と卓越した製造技術に対して高い評価を示し、「五糧液という国を代表するブランドを日本市場で広く紹介・普及させたい」という決意を一層強めました。


その後、平良会長は日本利昌グループを代表し、五糧液環保公司との間で意見交換および協議を行いました。双方は、廃ガス・廃水・固形廃棄物の資源化および高付加価値化利用、さらにはグリーンサイクル経済や省エネルギー・排出削減などのテーマについて深く議論を交わしました。


平良尚子会長は、五糧液が環境保全分野で実践している取り組みとその目標に対して高く評価し、特に「脱気法」と「微生物法」を活用した廃ガス、廃水の資源化、高付加価値の資源循環利用に関する新技術について、五糧液環保公司との間で専門的な意見交換を行いました。


その結果、双方は一致して、UR科潤の脱気膜および微生物処理技術を用いて、五糧液工場の廃水・残渣液(黄水)処理の環境保全企画についてのテスト計画を具体的に進めることで合意しました。
今後、日本利昌グループと五糧液グループは、より一層の交流と協力を強化し、グリーン成長の新たな道を共に探求していく方針です。


今回の視察は、両社の相互理解を一層深めるとともに、日中企業がグリーンエコノミー分野で協力を進め、新たな可能性を切り開く重要な契機となりました。
双方は今回の交流を出発点として、さらに広範な分野での協力を拡大し、互恵共栄の実現を目指していく考えを示しました