大阪「大成閣」にて 第 15 回台湾問題研究会開催

第 15 回台湾問題研究会開催 2024 年 1 月 21 日(日)15 時から、大阪「大成閣」において、台湾の次期総統選挙結果を受け、全日本華僑華人中国平和統一促進会名誉会長:凌 星光先生の講演会が、祖国駐大阪総領事:薛 剣先生をはじめ、40 名の留学生・華僑華人が参加し、2024 年初めての学習会が開催された。岡山の組織もその一員である為、いつも代表を送り参加してきたが、潘 暁蘭が参加できないとの事で、劉 勝徳が参加した。講演で、凌名誉会長は、選挙結果を分析。民進党:頼 清徳が当選はしたが、蔡 英文総統が 8 年間指導した中で最低の勝利であったこと、台湾人の民意は立法院の選挙結果に表れている所に逆転状況が発生している。国民党と民衆党の力が 60%を占め、危うい地盤である。そういった状況の中で、注意すべきは、米国・日本・台湾の軍事部門が中国への脅威を強める事への警戒が必要であり、その勢力との戦いが際立ってくる。民進党は、行政権を持っている事。立法院は、国民党と民衆党に抑えられている事。よって複雑な駆け引きと矛盾が深まる事が予想される。今後、EU 運命共同体のような形もあるかもしれない、平和統一のため、あらゆる力を結集し、新しいやり方で実現しよう!と訴えた。

講演を終え、薛 剣総領事が挨拶を行った挨拶の中で、「3 つの確実な事」を紹介。 1.世界には中国は 1 つ、台湾は中国の一部であるという基本的な事実。中国・米国・英国が「カイロ宣言」を発表、「日本が盗取した中国領土台湾を中国に返還する」事を明確に規定。その後 1945 年中国・米国・英国・ソ連が発表したポツダム宣言第 8 条で「カイロ宣言条項は必ず履行される」と規定。そして日本は『ポツダム宣言』を受け入れ無条件降伏を宣言。これらは、国連総会 2758 号決議で確認済。祖国は今週ナウル政府による中国との国交回復決定で 183 か国と外交関係を樹立している。 2.「両岸は 1 つの家族」、問題があれば家族で話し合い、結論を出せばよい事で他人が口をはさむ問題ではない。今や両岸の往来者数は 300 万人に達しているし、台湾同胞の大陸訪問は前年比 7.4 倍にも拡大。2023 年の両岸貿易額は 2678 億 3600 万ドル、大陸は台湾地区へ黒字をもたらしている。 3.「祖国はいずれ必然的に統一される」大河奔流の舞は誰にも止められない。と力強く挨拶された。岡山の同胞は台湾出身仲間と更に関係を強め祖国平和統一の為に奮闘しよう!!!